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支会長挨拶

千曲会中信支会の皆様、こんにちは。

 日曜日という、会員の皆様方にはそれぞれお忙しいところ、千曲会中信支会の総会にご参集いただき、大変ありがとうございました。
 この度、中信支会長の役を任されました学工18回卒の木下晴夫でございます。現在、(独)農業生物資源研究所(旧蚕糸・昆虫農業技術研究所)に勤務しております。
 この支会長をお引き受けするにあたりましては、半ば強制的な感もございました。前支会長の山本俊雄さんと前幹事長の北沢修治さんから、どうしても支会長をやって欲しいと懇願されまして、やむを得ずお引き受けした次第です。もっと適任の方がおられると、お断りしたところですが、他に誰もお引き受けして頂ける方がおられないということで、支会長の役をお引き受けはしましたが、どのように任務を遂行したら良いのか全く分からない状況でありまして、困っているところです。何とか皆様方と共に知恵を出し合いながら支会の運営を担っていきたいと考えていますので、何卒よろしくご協力を賜りますようお願いいたします。
 私が初めて千曲会に関わったのは、昭和58年前後だったと思います。その当時、私は長野県の繊維工業試験場に勤務しておりました。蚕糸試験場松本支所の水沢さんが中信支会の支会長をされておられ、水沢さんから「おまえが幹事長をやれと」と言われまして、その役を仰せつかり、4年間ほど事務局を担当しました。水沢さんとご一緒に千曲会員の所属されている松本平にある企業、数社へ寄付金のお願いに回ったことを覚えています。
 その後、県職員から国の職員(蚕糸・昆虫農業技術研究所)に転勤しまして、平成2年から4年間、千曲会の諏訪支会に所属しました。特に役職等はいたしませんでしたが、当時の支会長さんのご配慮により、支会から研究表彰のご推薦を頂き、平成3年度の千曲会総会で上田繊維科学振興会から研究表彰をしていただきました。
 その後、茨城県のつくば市への異動に伴いまして平成6年から約8年間ほど茨城支会に所属していましたが、行ってすぐに支会の事務局を仰せつかりました。蚕品種研究所の所長をされていた大井秀夫さんが支会長をされ、私が幹事をしました。2年間の任期満了にともない次の方に引き継ぎをしようと思いましたが、担当していただける方が見あたらず、結局5年間、その役を担当せざるを得ませんでした。その間に、かなり曖昧になっていた茨城支会の会則(規程)の見直しを支会長さんと私の二人で行いまして、時代にあった会則に変更しました。
 平成14年にこちらへ異動して、中信支会に所属させていただきましたが、結局今回、再び役員を仰せつかることになってしまいました。
今まで、2〜3の支会を歩きましたが、いずれの支会の総会もご出席いただける人は限られた方で、なおかつ50〜60歳以上の高齢の方というような状況でありました。ごく希ですが、若者が参加しても、ちょっと浮いた感じになり、違和感を感じて次の総会には参加しないというような状況で、支会の活性化がなかなか図れないのが現状でありました。
多分、これから議題に上がると思いますが、同窓会の支会として、どのような活動をするのが良いか、あるいはすべきか、例えば、親睦のみを中心にした方が良いとか、いろいろなご意見を出していただきまして、今後、活性化した支会の運営をするためにはどうしたら良いか皆様でご議論いただければ幸いと思います。
 なお、幹事長の平出真一郎さんが中信支会のホームページを立ち上げてくれました。大変、ご苦労様でした。大変すばらしいホームページでありますので、今後はホームページを通して、支会の広報やいろいろな情報や連絡等の伝達に活用できるものと大いに期待しているところです。従って、このホームページを大いに活用して、例えば、同窓生がお勤めの職場の紹介や宣伝、あるいはお住まいの地域もしくはお勤めの企業のイベント情報等、支会の会員の皆様から広く情報を提供していただく等、情報発信を行う中身について、いろいろと考えが広がります。
 ただし、これの運用や更新をどのようにするか等論議しなくてはいけない問題も有るわけでして、いろいろとお知恵をお出しいただいて、より支会にとって有用なものにしていくことが重要であろうと思っております。
 大学の同窓会での人間関係には余り利害関係は有りませんので、人間関係の深いものにはなりにくいと思われます。しかし、大学の同窓会も数ある人間関係の中の1つであります。人間同士の群れ、集団と言いますか、こういうものを新たに構築するとすれば、かなりの努力と精力を使わなければ出来ないわけですが、折角ある人間同士の特定のつながりの集団である千曲会中信支会を何らかの形で活用されることは会員の皆様にとって、決してマイナスではないように思われます。どんな形であっても、中信支会の会員同士の繋がりや交流がほんの僅かでも出来ることを願っております。
 昨今、職場や地域での人間関係が昔にくらべ希薄になったと言われておりますが、同窓会の中信支会の集まりが、たとえ会員の極一部の方々にとってだけであっても、ほんの小さな拠り所になれば、その使命は十分果たしていると解釈したいと思っています。
新支会長としての考えを述べさせていただき、ご挨拶といたします。これから何卒よろしくお願いいたします。

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